会社に借金がある人は必見!

自己破産の説明

社会人であれば自己破産をしたら会社にバレて辞めさせられるのではないかと心配する人もいるでしょう。

まず、はっきり言えることは会社は自己破産を理由に社員をクビにすることはできませんのでご安心ください。
そもそも、自己破産をしたことを会社に知られるということはほとんどないと言えるでしょう。


しかし、手続きに必要な書類に給与明細源泉徴収票退職金計算書を会社からもらわなくてはなりません。
あまり聞いたことのない退職金計算書とは、今会社を辞めた場合にどれだけの退職金がもらえるかを計算したものです。

会社の事務をする部署の人も給与明細や源泉徴収票を求められることはあるでしょうが、退職金計算書はほとんどありませんので、おかしいなと思われることもゼロではありません。

もし、自己破産の必要な書類が揃わなければ手続きに入ることができず、借金は増えるばかりですし、契約書の強制執行承諾文言をふりかざして債権者が給与の差し押さえという公道に出ることも考えられます。
差し押さえは全額ではありませんが、1/4は差し押さえられることもあります。

また、もしあなたが会社から借金をしていたならば、少し面倒なことがあります。
自己破産をした場合、整理する借金は選ぶことができません。
たとえ会社からの借金は今後のこともあるから整理したくないと思っても、会社からの借金も免責となってしまうのです。

もちろん、免責が決まれば会社も借金返済を要求することができなくなりますから、他の貸付業者とは違って、なんとなく気まずい雰囲になりがちです。
もし、どうしてもということであれば会社からの請求はできなくなりますが、借金を返してはいけないということではありません。
自主的に会社には借金を返すというのも一つの方法でしょう。